鳥取市白兎(はくと)にある「白兎(はくと)神社」に行ってきました。
白兎神社は、日本最古の書物「古事記」に書かれた
「因幡(いなば)の白兎」という神話にゆかりのある神社です。

因幡の白うさぎといえば、
さめをだまして海を渡った白うさぎが、起こったさめに毛皮を剥がれ、
赤裸になって泣いていたところを、通りかかった
大国主命(オオクニヌシノミコト)
に助けられたという話。

白うさぎは八神姫という美しいお姫様の使いだったため、
白うさぎを助けたことがきっかけでオオクニヌシノミコトと八神姫は結ばれた。
ということで…

白兎神社には白兎神がまつられています。
日本最古の恋物語の舞台として
縁結びのパワースポット、
また「
日本医療発祥の地」として、
病気・皮膚病・傷の平癒、動物医療に神徳があると
されています。
こじんまりしているのでお参りやすく、明るい雰囲気で、
うさぎさんの石像がいっぱいあるので
とても癒されますよ。

(うさぎの像に白い石を乗せると、願い事が叶うらしいです。)
私は何度も足を運んでいます。
本日行ったのは、今日がペットのうさぎの命日だったからです。
自己満足ですが、なんとなく白兎神社に行くと気持ちが安らぐからですね。
駐車場に車を停めるといきなり・・・
複数の猫がやってきて、

マイカーの下でくつろぎ始めました。

おいおいー、
ほかにもたくさん車が停まっているのに、
なぜマイカーの下に。
でもまあ、こういった事象が起こると
神社に受け入れられた気がして
ちょっとほっこりできました。
どピンク色のポストの前を通り、
白兎神社に向かいます。
平日は閉まっているけど、
白とピンク色の「うさぎ焼き」屋さんもあります。

たい焼きのうさぎバージョンです。
もちもちして、おいしいです。
ちょっとだけ、階段を登らなければなりません。
でも神社が小さいので、体にやさしいです。

因幡の白うさぎの神話では、
オオクニヌシノミコトが白うさぎに
「体を真水で洗って、がまのほわたにくるまりなさい。」
と教え、白うさぎは体の傷を治しました。
その時に使ったとされる霊験あらたかな池がこちら!

日照りになっても豪雨が降っても常に水位が一定なので
「
不増不減の池」とも呼ばれているそうです。

ところで、
こちらの神社は、平日でもたいてい参拝客がいるのですが、
誰もいませんでした。
やはり、外出自粛の影響でしょうか…

階段を下りていくときは、目の前に
白兎海岸が開け、気持ちがいいです。

その後に、隣接する
道の駅「しろうさぎの里」へ行きます。
お目当ては…
うさぎの名誉駅長です。


11歳と言ったら、うさぎでは長生きなほうなのですが、
現役で毎日働いている(?)ところがすごい。
やっぱり白兎神社のパワーがきいているのでしょうか?
帰ろうとすると、まだマイカーの下に猫はいました。
轢いたいたらすごい罰当たりだな、と思いつつ、そーっと
発信すると、驚くでもなく、
何事もなかったようにゆっくり歩いてほかの車の下へ
もぐりこんでいました。
さーっと回れる神社ですが、道の駅はゆっくり楽しめます。
また目の前に白兎海岸があり、海水浴シーズン以外も
海を眺めることができるので、
立ち寄っていただきたいポイントです。
参照:白兎神社
道の駅 神話の里しろうさぎ