カマキリの観察と飼育 産卵!交尾後14日目 そしてお別れ
カマキリの飼育
カマキリが交尾してから14日目。
何げに見るとカマキリのお尻に白い泡が・・・
産卵です!
産卵用の枝などを入れておいたのですが、メスはケースのふたに産み付けていました。
顔を見るとなんと歯をくいしばっていました。(笑)
いつもは口半開きか、「くわっ」って開けてるんで
こんな顔は初めて見ました・・・!
(これは表情豊かな虫カマキリだから判ること・・)
頑張れ~!!
私が気付いて数分で、お尻を卵しょうから離し、産卵を終えました。
ホイップした泡のような卵しょうは直径3cmほどの大きさです。
今回の産卵はもうそれで終わりだと思っていたのですが、
2日後の朝見ると、計3個の小さめな卵鞘がありました。
2個はケースのふた裏側に、1個はヨモギの茎に
産みつけてありました。
ケースに産むとは想定外でした。
あとは無事、孵化まで卵鞘をお守りしてあげたいです。
・・・それから、カマキリの産卵で産気づいたのか(?)
エサ用のバッタまで同じ日に産卵していました。
バッタの卵は黄色くて米状でした。ヨモギにあちこちに産みつけてあります。
10/1
10月になると、なぜか急に気候が夏に逆戻りして暑くなりました。
そのためか関係ないのか、今日は、家の生き物たちが
一気にバタバタと死んでいきました。
エサのオンブバッタも初めて2匹死ぬし、8月から
飼っていたクワガタのオスも死んでいました。
金魚も死にました。
・・・カマキリだけは生きています。
しかし、エサに捕まえた大きめバッタ系には
捕まえるファイトを出しません。
産卵してからちょっと元気なくなった気もします。
10/8
昨日、久々に何か食べたのを見たので
少しホッとしていたのですが、
なぜか、今日見たら、口が黒い物質で汚れています。
糞などの汚物に見えるのですが、こんな状況を初めて見たので
何なのかよく分かりません。
…あまりえさを食べてないため、最近日課で
ティッシュに含ませた水を飲ませています。
今日は口元に水をたらしても、口を動かしません。
いつもなら喜んでゴクゴク飲むのですが。
黒い物質でかためられて口が開かなくなっているようでした。
水も飲めないのでは、本当に衰弱してしまいそうです。
ちょっとこすってもカチカチで取れません。
小さな生き物なので力を入れてこすることもできず、
なんでこんな物がついてるのか、と苛立ちながら
そのカチカチの物質をまずはやわらかくするために
水を充分にかけておきました。
翌日になって、口の黒い物質はドロドロにふやけて、
ティッシュで拭くと容易に取れました。
口はすっかり元通りにきれいになったのだけど、
カマキリ自体の元気はいまいち、ありません。
水をティッシュに含ませて口にたらしても、
口を動かしません。
汚物のせいでかなりダメージを受けてしまったのかも。
糞に似ていましたが、口からあごに垂れていたので、
自身の嘔吐物なのかもしれません。
10/10
カマキリは、棒にひじ?(前脚)を乗せて
ひと休憩しているような姿勢で動かなくなっていました。
産卵を終えたカマキリは、晩秋までとそう長くは生きられないのですが、
おととい弱ってから水も飲めなくなったのが命を早めた理由かと思います。
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